TALLYHOOO!!
@tallyhooo
信仰と宗教

自我丸出し感想、妄想無法地帯、進捗上げ、やりたい放題の場所です
⚠️一部CP語等有!🪴
💌拍手お返事🏠作品倉庫にもどる

#読書 ウェルズの「タイムマシン」読んだ、ひっくり返りそうになるくらい面白かった!!!!!!!!!!!あ〜〜〜!!!!!!ウェルズすごすぎ!!!!!!!!!!マジで!!!!!!!!!

「タイムトラベルものの火付け役」「社会主義者のウェルズが想像した資本主義の未来像・階級社会を描いている」くらいの知識くらいしかなかったんですけど、正直ごめんなさい、ナメてた節がありました(…)八十万年後の社会怖いよ〜〜!!!!😭😭😭😭
いや結構真面目に未来人たちが笑えない描写だったんですよね…。地上のエーロイ人は全員美しく穏やかなんですけど、感情や知力・身体的差異といったあらゆる「力」を失っていて均一的な存在に。一方地底人モーロックは労働者階級の成れの果てで、地上人を喰らう食人種と成り果てており…。
21世紀の高度情報社会/資本主義社会を生きてるオタクはもう怖くて怖くて震え上がりましたよ、特に地上人が「全員幼くて長時間一点に集中できない時間感覚、飽き性」って言われてんの怖くないですか? ウェルズさん!!!!いま現代人は「奪われた集中力」なんて本を出してますし皆いかにスマホ手放すか苦しんでるしまんま"脳を溶かす"と名付けられたAI動画イタリアンブレインロットがバズり散らかしてますよ!!!!号泣

あとちょっと面白いと思ったのが、表題「タイムマシン」なのにも関わらずタイムマシンそのものの描写は意外と控えめでなんなら途中退場してること。物語メインプロットはタイムマシンを探して自分の時代に戻ること/サブプロットは未来人たちの社会図描写、の二つのラインで語られてるんですけど、どちらかというとサブの未来社会図のほうに比重が大きくて(実際ウェルズもそっちが書きたかったんだと思う、超面白いし)でももしかしたらメインプロットの吟味をしても面白いのでは????と思いついたのでつらつらとメモを。
タイムトラベルものが生まれて発展した経緯、「書物/文学」の大量流通による過去の情報蓄積と共有によって時間軸の視点移動が容易になったことだと思うんですよね。だからタイムマシン=人間が過去の膨大なデータに触れ、視座を移動できることが可能になるもののメタファーとみなすとして、それが「時間遡行先で失われてしまう恐怖」って何なんだろう?って考えちゃったな〜。
例えば江戸時代に書かれた本/について語っている本を読んでる時、読者は擬似的に"江戸時代にタイムトリップ"できる。つまり本がタイムマシンの役割を果たして読者を江戸時代に送り込んでくれるんだけど、別に本の有無は問わず現実には戻れるじゃないですか。もしかしてタイムトリップ=時間軸の視座を持つことは本来不可逆なもので、一回これが可能になってしまったら本当は精神的に"いま/ここ"に戻ってこれない(主人公TTの顛末の通り!)のかな〜とかなんかマジで全然何もまとまってないんですがボヤボヤ考えてたのでここにメモを…。

物語の語り手は科学者の主人公「TT(タイムトラベラー)」だしどう考えてもマシンより彼の方が主体なんですが、なんでタイムマシンのほうを表題にしたんだろうな〜と思ったり。TT氏の本名は最後まで出てこないんですよね ふ〜〜ん……時間遡行の能力を持った科学者が実質名無しですか…ふ〜〜〜ん(今、遊戯王5D'sの話をしています)
畳む